ロススト1.5部「ロストゼロ編」4章の感想です。
今回メインストーリーはPHASE15までありました。
一気に畳みかける展開ですね。
R2初回で、黒の騎士団が意外とナイトメアを持っていたので、よく隠し持っていたなあと感心していたのですが、その内幕話がありました。
そして欧州に残っているスザクと主人公にも、一波乱が。
4章のアイキャッチに登場するルル・ロロが、いつ出てくるのかと思えば、最後の最後でした。
そして、ロストゼロ編はこの章で終わり。
最後に、主要キャラが次々登場する展開には、わくわく感もありました。
4章はバトルからスタート
これまでメインストーリーのストリーpartは、序盤は普通に読み進めるけど、途中から鍵付きになり、バトルクリアしないと先に進めない仕様。
今回は、最初からカギがかかってました。
いきなりバトルかい!
早くストーリー読ませろという怒りもあって、バトル2つをクリア。
そうしたら、かなり物語を読み進めることができました。(笑)
まずは、黒の騎士団の動向から。
ブルーバロンズと決着
PHASE3の冒頭シーンは、第1話魔人が生まれた日のカレンたちを完コピ。
見ていて楽しかった。
ただし、ルーシュが絡まないのでブルーバロンズに捕まってしまいます。
このシーンは、これから始まるストーリーの伏線。
黒の騎士団が、何か軍事的行動を起こそうとしていたのです。
コウベ租界から脱出したカレンたちは、C.C.の忠告に従い、モトマチ租界に潜伏。
カレンの白いチャイナ服姿がよく似合っている。
卜部さんの中華料理店主は、違和感しかない(笑)
もっと早くからC.C.と接触しているのかと思っていたんですが、ここが初めてだったんですね。
彼女の口からゼロが生存していることを聞かされ、飛燕四号作戦を立案。
手持ちのナイトメアが少ないことに不安を持っていたカレンたちに、C.C.はノースドックにブリタニア軍が接収した黒の騎士団のナイトメアが保管されていること情報をもたらします。
C.C.が彼たちよりも詳しく情報を得ることができたのは、ルルが遺したシステムのおかげ。
早速、奪取に動き出すカレンたち。
その動きをいち早く知ったのは、C.C.を追っている機密情報部。
C.C.は彼らの動きを情報屋から聞いていましたが、泳がせます。
ブルーバロンズは、捕まえた干水達からは詳しい情報を得ることができず、機情に利用される羽目に。
ノースドックでブルーバロンズと戦うカレンでしたが、統率のとれた戦いに苦戦。
エナジーの残りわずかというところで、月下や蒼月を奪取した卜部たちと合流し、脱出します。
橋を落として、追ってくるブルーバロンズと機情のナイトメアを巻き込む手腕は鮮やか。
さすが、ルルの共犯者。
部下を失ったブルーバロンズのサファイア・カラス男爵は、友人であるギルフォード卿の配下に加えて欲しいと願い出ます。
でも、R2本編には登場しないので、それまでに何かあるんですよね。
戦力もそろったので、いよいよ飛燕四号作戦が始動します。
カレンは、神根島で逃げ出してしまったことを後悔していて、今度こそはルルときちんと会話したいと思っていました。
これが、R2で彼に銃を突きつけるシーンにつながる訳ですね。
悩めるナイトオブセブン
一方EUのスザクたちは、ブリタニアの領地に居座るEU軍と対峙していました。
武力を持って住民を蹂躙するEU軍を排除し続け、ブリタニアの勢力圏を広げていきます。
スザクは指揮官としての才もあると、シュナイゼル殿下も評価していました。
そんな破竹の勢いのナイトオブセブン様ですが、褒められる事は好まず、謙虚な姿勢のまま。
そんないつもの姿と、バルクライ将軍を討った時の戦いぶりの落差に、主人公の違和感は深まるばかり。
不法に街を占拠しているEU軍を排除しても、その街に住んでいた少女には鬼、悪魔と呪詛の言葉を投げかけられ、戦争の不条理を身をもって知るスザクたち。
そんな中、救難信号を受けたスザクは、主人公とコノエナイツをを救援に向かわせます。
しかし、その情報に違和感を抱く主人公。
救援要請してきた部隊の帰投先からは、遠く離れた場所だったからです。
案の定、村のはずれで遭遇した村人から、どっちのブリタニア軍かと問われ戸惑う主人公。
先に到着したシュネーは、ブリタニア軍が対峙している敵が、ユーロブリタニア軍であることに混乱します。
どっちも命令違反をしている訳なんですが、倫理に外れた行為をしているのは正規軍の方。
遅れて到着したスザクは、敵がユーロブリタニア軍だったことから、少々切れ気味。
そりゃ、シンのせいでひどい目にあわされたばかりですからですね。
しかし、ここでユーロブリタニアを倒してしまっては、悪い奴らと一緒になっちゃいます。
スザクを止めるため、ランスロットにヴァリスで威嚇射撃する主人公。
やることが超荒っぽい。
でも、こういうの好き。
漫画ではここの展開はどうなってたんだろう。
ゼロとは違うやり方で力を得たいと焦っていたスザクに、冷静になるきっかけを与えた主人公。
ただし、上官であるナイトオブラウンズに銃を向けたことは処分の対象。
スザクは、主人公に1か月の謹慎を命じます。
とはいえ、このシーンは穏やかで、でも、友達同士の会話をしながらも、主人公はスザクの腹の内をさぐっているという複雑な状況。
知ってか知らずか、スザクはゼロの消息についてのヒントを主人公に与えます。
スザク、やっぱり駆け引きがへたくそ。
そしてR2へ
予備役で謹慎となった主人公は、エリア11に帰ることに。
すると、どこから情報を得たのか、空港にカーリーおば様が待ち構えていた。
相変わらず、一緒にいて欲しいとおねだりする執念深さ。
主人公は断りますが、これで諦めるわけもなく、カーリーさんもエリア11に行くようです。
ほんとうに蛇のようなお方だ。
カレンとC.C.が病弱な姉とその妹という設定でホテルに潜伏しているというエピソードは、R2のDVD・ブルーレイの購入特典だった奴ですね。
こんなところで拾っていただけるとは。
飛行船の手はずもできたので、いよいよ作戦実行の日が近づいてきた。
そして、オーラス。
主人公は、復学を翌日に控え、もしかしたらという期待をこめアッシュフォードへ。
校門の前に立つ主人公を発見し、声をかけたのはロロを連れたルルだった。
もー、この展開ズルいよね。
主人公もバベルタワーに行くことになるのか?
それとも、何が起きているのか、やきもきしながら学園内で待機するのかな。
次が楽しみです。
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