タグ: コラム

【ロススト】1.5部 4章の感想 ロストゼロ編終了!R2編準備整う

ロススト1.5部「ロストゼロ編」4章の感想です。

今回メインストーリーはPHASE15までありました。

一気に畳みかける展開ですね。

R2初回で、黒の騎士団が意外とナイトメアを持っていたので、よく隠し持っていたなあと感心していたのですが、その内幕話がありました。

そして欧州に残っているスザクと主人公にも、一波乱が。

4章のアイキャッチに登場するルル・ロロが、いつ出てくるのかと思えば、最後の最後でした。

そして、ロストゼロ編はこの章で終わり。
最後に、主要キャラが次々登場する展開には、わくわく感もありました。

4章はバトルからスタート

これまでメインストーリーのストリーpartは、序盤は普通に読み進めるけど、途中から鍵付きになり、バトルクリアしないと先に進めない仕様。

今回は、最初からカギがかかってました。

いきなりバトルかい!

早くストーリー読ませろという怒りもあって、バトル2つをクリア。
そうしたら、かなり物語を読み進めることができました。(笑)

まずは、黒の騎士団の動向から。

ブルーバロンズと決着

 

PHASE3の冒頭シーンは、第1話魔人が生まれた日のカレンたちを完コピ。
見ていて楽しかった。

ただし、ルーシュが絡まないのでブルーバロンズに捕まってしまいます。

このシーンは、これから始まるストーリーの伏線。

黒の騎士団が、何か軍事的行動を起こそうとしていたのです。

コウベ租界から脱出したカレンたちは、C.C.の忠告に従い、モトマチ租界に潜伏。

カレンの白いチャイナ服姿がよく似合っている。
卜部さんの中華料理店主は、違和感しかない(笑)

もっと早くからC.C.と接触しているのかと思っていたんですが、ここが初めてだったんですね。

彼女の口からゼロが生存していることを聞かされ、飛燕四号作戦を立案。

手持ちのナイトメアが少ないことに不安を持っていたカレンたちに、C.C.はノースドックにブリタニア軍が接収した黒の騎士団のナイトメアが保管されていること情報をもたらします。

C.C.が彼たちよりも詳しく情報を得ることができたのは、ルルが遺したシステムのおかげ。

早速、奪取に動き出すカレンたち。

その動きをいち早く知ったのは、C.C.を追っている機密情報部。

C.C.は彼らの動きを情報屋から聞いていましたが、泳がせます。

ブルーバロンズは、捕まえた干水達からは詳しい情報を得ることができず、機情に利用される羽目に。

ノースドックでブルーバロンズと戦うカレンでしたが、統率のとれた戦いに苦戦。

エナジーの残りわずかというところで、月下や蒼月を奪取した卜部たちと合流し、脱出します。

橋を落として、追ってくるブルーバロンズと機情のナイトメアを巻き込む手腕は鮮やか。
さすが、ルルの共犯者。

部下を失ったブルーバロンズのサファイア・カラス男爵は、友人であるギルフォード卿の配下に加えて欲しいと願い出ます。

でも、R2本編には登場しないので、それまでに何かあるんですよね。

戦力もそろったので、いよいよ飛燕四号作戦が始動します。

カレンは、神根島で逃げ出してしまったことを後悔していて、今度こそはルルときちんと会話したいと思っていました。

これが、R2で彼に銃を突きつけるシーンにつながる訳ですね。

悩めるナイトオブセブン

一方EUのスザクたちは、ブリタニアの領地に居座るEU軍と対峙していました。

武力を持って住民を蹂躙するEU軍を排除し続け、ブリタニアの勢力圏を広げていきます。

スザクは指揮官としての才もあると、シュナイゼル殿下も評価していました。

そんな破竹の勢いのナイトオブセブン様ですが、褒められる事は好まず、謙虚な姿勢のまま。

そんないつもの姿と、バルクライ将軍を討った時の戦いぶりの落差に、主人公の違和感は深まるばかり。

不法に街を占拠しているEU軍を排除しても、その街に住んでいた少女には鬼、悪魔と呪詛の言葉を投げかけられ、戦争の不条理を身をもって知るスザクたち。

そんな中、救難信号を受けたスザクは、主人公とコノエナイツをを救援に向かわせます。

しかし、その情報に違和感を抱く主人公。
救援要請してきた部隊の帰投先からは、遠く離れた場所だったからです。

案の定、村のはずれで遭遇した村人から、どっちのブリタニア軍かと問われ戸惑う主人公。

先に到着したシュネーは、ブリタニア軍が対峙している敵が、ユーロブリタニア軍であることに混乱します。

どっちも命令違反をしている訳なんですが、倫理に外れた行為をしているのは正規軍の方。

遅れて到着したスザクは、敵がユーロブリタニア軍だったことから、少々切れ気味。
そりゃ、シンのせいでひどい目にあわされたばかりですからですね。

しかし、ここでユーロブリタニアを倒してしまっては、悪い奴らと一緒になっちゃいます。

スザクを止めるため、ランスロットにヴァリスで威嚇射撃する主人公。

やることが超荒っぽい。

でも、こういうの好き。

漫画ではここの展開はどうなってたんだろう。

ゼロとは違うやり方で力を得たいと焦っていたスザクに、冷静になるきっかけを与えた主人公。

ただし、上官であるナイトオブラウンズに銃を向けたことは処分の対象。
スザクは、主人公に1か月の謹慎を命じます。

とはいえ、このシーンは穏やかで、でも、友達同士の会話をしながらも、主人公はスザクの腹の内をさぐっているという複雑な状況。

知ってか知らずか、スザクはゼロの消息についてのヒントを主人公に与えます。

スザク、やっぱり駆け引きがへたくそ。

そしてR2へ

予備役で謹慎となった主人公は、エリア11に帰ることに。

すると、どこから情報を得たのか、空港にカーリーおば様が待ち構えていた。
相変わらず、一緒にいて欲しいとおねだりする執念深さ。

主人公は断りますが、これで諦めるわけもなく、カーリーさんもエリア11に行くようです。

ほんとうに蛇のようなお方だ。

カレンとC.C.が病弱な姉とその妹という設定でホテルに潜伏しているというエピソードは、R2のDVD・ブルーレイの購入特典だった奴ですね。

こんなところで拾っていただけるとは。

飛行船の手はずもできたので、いよいよ作戦実行の日が近づいてきた。

そして、オーラス。

主人公は、復学を翌日に控え、もしかしたらという期待をこめアッシュフォードへ。
校門の前に立つ主人公を発見し、声をかけたのはロロを連れたルルだった。

もー、この展開ズルいよね。

主人公もバベルタワーに行くことになるのか?
それとも、何が起きているのか、やきもきしながら学園内で待機するのかな。

次が楽しみです。

【ロススト】1.5部 3章の感想 逃亡者カレンのしなやかな強さ

ロススト1.5部「ロストゼロ編」3章の感想です。

ロストゼロ編はストーリーが短くて、1章も2章もPhase10まででしたが、今回はPhase12ありました。

ちょっぴり長くなりましたね。

この章は、外伝「白の騎士」と「紅の夜叉」がメイン。
オズの話もでてきて、「空白の1年」に何が起きていたのかより立体的に把握できます。

コノエナイツ登場

コノエナイツは、「外伝・白の騎士」で登場する、ナイトオブセブン枢木スザク直属の騎士。

という事ですが、シュナイゼル殿下が用意した皇帝とスザクの動向を把握するための「鈴」。

ナンバーズがいきなり皇帝の騎士ですから、何かしら2人の間に取引があると考えるのは自然ですよね。

カノンが選んだ人材、シュネーとレドの実力の程を確認するため、キャメロットのテストパイロットという名目で引き抜きましたが、エリア2での事件で彼らの技量が分かったので、正式にスザクの部下としてあてがわれました。

イベントストーリーに登場したジノの台詞から、主人公もスザクの配下になるのかと思ったんだけど、現時点ではキャメロットのテストパイロットというポジションのまま。

この3章は、ランスロット・トライアルの公開模擬試合から2週間後という設定。

この2週間で、事態は大きく動いていました。

まず、オルドリンが中華連邦で行方不明に。
これは、「オズ」のネタですね。

テロリストを排除するのに、民間人を巻き込むことをためらわないマリーベル皇女と、オルドリンが衝突した結果なんですが、公開試合の時あんなに仲が良くて信頼し合っているように見えたのに。

専任騎士を失ってまで宰相を守り切った褒美として、エリアを所望するとか…マリーベル皇女の変わり身に唖然としてしまう。

というか、信頼していたオルドリンに反発された上、彼女を失ったことでおかしくなってしまったのか?

オズ絡みで言うと、アッシュフォードでルルの監視をする役目は、初め、クララという女の子だったんですね。

それを、オルフェウスが殺してしまったため、急遽その役目はロロの物になったと。

「オズ」はこんな風に絡んできていたんだ。

3つ(4つ)の物語を時系列で整理してくれているので、分かりやすい。

主人公もベラルーシ遠征へ

さて、2週間前にスザクと再会した主人公ですが、ろくに会話できないまま別れてしまったことで悶々と。

ゼロの仮面の下を知っているであろうスザクが、ルルーシュから自分のことを聞いているのか確認したいところ。

そこで、強いコネを持つ上司におねだりして、ナイトオブラウンズを投入してのEU攻略戦に同行の許可を得ます。

そして、念願のスザクと2人きりの会話。

それにしても、スザクって駆け引きとか、腹の探り合い的なものが下手くそだよね。
政治家の息子なのに。

主人公に「何かをを隠している」見抜かれます。

そして、「外伝」の方に描かれている、とてつもなくハードなベラルーシでの任務へ。

主人公、この激しい戦闘で機体損傷もせずにいるなんて、強い。

さすがに、シュネーの救助までは行けませんでしたが。

シュネーを助けるために、一度突破した森に戻ったスザク。

部下を見捨てられない彼をシュナイゼルは、あっさり見限りますが「生きろギアス」のおかげで、部下を助けるだけでなく単騎で敵をせん滅。

これが元で、ルキアーノに嫌われることに。

この辺は、イベント「ナイトオブラウンズ その力」でも描かれてました。

そうか、このシーンだったか。

ルキアーノには嫌われたけれど、ジノとアーニャには興味を持たれることに。

これをきっかけに仲良くなっていくわけね。

強くたくましく、そしてしなやかな戦士へ

さて、後編は「外伝・紅の夜叉」ベース。

ブリタニアのお尋ね者となったカレンと、行政特区日本記念式典で両親を失った少女ベニオの出会いの物語です。

ベニオちゃんは、行政特区記念式典の惨劇の中、カレンがブリタニアのナイトメアから助けた女の子。

コウベ租界で、元気に働いていました。
生きるたに、周りの大人たちに便利な存在として認められるよう、必死なって頑張っている子。

ベニオは、自分の雇い主が金のためにカレンをブリタニアに売ろうとしていることを知り、彼女に身の危険を知らせます。

ベニオの忠告を受けた時のカレンの態度が、「やっぱりなー」と少しも慌ててなかったのが、堂に入ってるというか慣れているというか…

ゼロを失った落ち目の黒の騎士団を根強く支援してくれている日本人は少ないというのを、これまでに沢山経験してきていて、同胞の裏切りにいちいち驚くこともないという状況なんでしょうね。

自分を逃がしたことで、あとでベニオが雇い主からひどい目に合わないように、縄で縛るというという配慮まで。

黒の騎士団に入りたいというベニオに、今はその時ではない、時が来た時に気持ちが変わっていなかったら尋ねてくるように言うあたりもカッコいい。

お尋ね者となって逃げまわるうちに、かなり逞しくなりましたね。

2枚舌の裏切り者は雰囲気で分かるようにもなったかも。

輻射波動の応用で、空に飛び上がったり、副産物で敵の計器類を狂わせ動けなくする技は、この時に会得したんですね。(テレビシリーズ初出:R2「太平洋奇襲作戦」)

そうそう、逞しいと言えば、中華に亡命した神楽耶様も同様。
大宦官の2枚舌外交を、揶揄するばかりか牽制する辺りの話術は、10代前半の少女の物とは思えません。

ディートハルトも、その胆力に感服していました。

そして、海中に沈んでいたガウェインをベースに、蜃気楼を作ることになったエピソードもあったのも嬉しかったです。

何かがおかしい

単独で敵本陣に突っ込んだスザクの戦い方に、違和感を覚える主人公。
それを問いただしても、結果以上のことは話せないというスザク。

スザクの変化に、隠されている闇を感じながら終わった第3章。

じわじわと、主人公が「ギアス」と「コード」に近づきつつある感じですね。

そして、アッシュフォードでは、機密情報部の施設が完成。
ルルーシュとギアス済みの生徒会メンバーも、学生生活を送っています。

R2幕開けの準備が進んできました。

1.5部は4章で終わりになるのかな?

ところどころで登場する、チャイナ服姿のC.C.が可愛かった。

【ロススト1.5部】 2章の感想 ブリタニアの裏事情が明らかに

ロススト1.5部、第2章の感想です。

「相反する白と紅」というタイトル通り、「オズ」の2人が前半・後半に登場。
私は、漫画を読んでいなかったので、ブラックリベリオン後の世界とブリタニアの様子が少し見えて、ギアスの世界観がさらに深まったのが、すごい収穫でした。

皇帝と宰相に気に入られるセブン様

1章に引き続き、この章でも宰相シュナイゼル殿下が物語の糸を引いています。

時系列で言うと、「亡国のアキト」の直後。
宰相閣下は、国内の「反皇族勢力」への対抗策と軍備強化策にと、いろいろお忙しそう。

その策に、ナイトオブセブンとなったスザクも一枚かませるつもりのよう。
カノンさんにも内緒の計画みたいです。

場面変わって、スザクから、ユーロブリタニアでのルルーシュの様子について報告を受ける皇帝。

別人格の記憶を植え付けるのは無理があったかと言っていましたが、これも想像がついていたような対応。

なんで、ジュリアス・キングスレイという架空の軍師をでっちあげて、ユーロブリタニアに派遣したのか…

ファンサービスというのは排除して、考察してみます。

やはり、「ゼロ」としての才能を皇帝は高く評価していたのではないかと。

そして、シュナイゼルを牽制するために、自分にも懐刀と呼べる戦略のプロがいるのだとアピールするつもりだったのではないかと思います。

シンの台頭やWZERO部隊の頑張りがなければ、ジュリアスの青写真通りになっていたかもしれませんから。

とはいえ、そもそもがルルーシュなので、イレギュラーによって計画がうまくいかないのはお約束。(笑)

希望的観測ですが、兄V.V.に、マリアンヌとの息子であるルルーシュを利用されるのを避けるために、手元に置きたかったのではないかと…

という私の憶測に関係なく、皇帝は、軍師として手元に置くよりも、C.C.をおびき出すための餌としてエリア11に戻す計画であることをスザクに告げるのでした。

その準備が整うまでは、シュナイゼルの言うとおりにしているように指示する皇帝。

皇帝の騎士なのに、やたらシュナイゼルのもとで働いているので、皇帝と宰相の間で行ったり来たりしているコウモリのような印象があったんですが、陛下がこういう風に指示を出していれば、ナイトオブセブンとしては皇帝陛下の指示に従っているわけで、全然おかしなことではないですよね。

黒の騎士団とピースマーク

さて、ここまでが前振りで、いよいよ物語本編へ。

ブラックリベリオンで失った紅蓮の右腕を修理するため、インド軍区に潜伏する卜部さんとカレン。

日本食が恋しいと言う卜部さんに、また仙波さんの打ったそばが食べたいと反応するカレン。

さりげなく、藤堂さんのアナザーストーリーへの誘導か?(藤堂さんの…というよりは黒の騎士団のイメージが強いです)

中華で軍の一部とドンパチしたせいで、その存在がブリタニアに知られて、罠まで張られちゃっているのに気が付かないとは・・・

それに一早く気が付いたのが、ピースマークの「オズ」ことオルフェウス・ジヴォンたち。

ラクシャータさんの依頼を受けて、紅蓮の予備パーツを届けに来たついでに、ブリタニアのブルーバロンズを撃退します。

黒の騎士団残党狩りの専門機関があったんだ。(笑)

しかも、ネリ様に嚮団の情報を提供したのも、オルフェウスでした。

キャラの情報をネットで検索。
彼、ブリタニア貴族の子として生まれながら、生まれてすぐに庶民の家に渡され、さらに、嚮団に売られていたという不幸な生い立ち。

そりゃあ、テロリストにもなるでしょう。

しかも、嚮団から自力で脱出し、生き残っている強者だったんですね。

少々こじつけっぽい設定ですが、面白い。
どうしよう、今さらだがコミック読むかな。

ネリ様も、「ギアス」という言葉だけで探し回って、オズという生き証人に出会えた時は、歓喜と安堵したことでしょう。

紅蓮の白タイプ「白炎」カッコいい。
ブリタニアでは「ホワイトホーン」と呼ばれているみたいですね。

ストーリー後半は、再びブリタニアが舞台。
シュナイゼル様発案で、また、何か仕掛けるみたいです。

コードギアス 双貌のオズ(1)【電子書籍】[ 東條 チカ ]

価格:616円
(2023/5/30 16:53時点)
感想(0件)

 

オルドリンとマリーベル皇女参戦

キャメロットのバンカーで整備されいるナイトメア。

皇族を狙った2つのテロ「タレイラン事件」で、セントラル・ハレースタジアムの時に活躍した機体だそうで、名はランスロット・トライアル。

主人公たちは、この機体と、マリーベル皇女率いるグリンダ騎士団の話題で盛り上がります。

この辺は「オズ」の読者なら既知なことですよね。

この会話のおかげで、読んでいない私でも大まかな事情は理解できました。

本国でもテロがあって、しかもターゲットが皇族というのは、かなり深刻な状況なのでは?

レドの、今のブリタニアをすべての国民が良しとはしていないというのも、リアリティがありますね。

そこへ、ロイドさん登場。

ランスロット量産化計画の一環で、ランスロット・トライアルと、マリーベル皇女の騎士オルドリン・シヴォン卿が騎乗する、ランスロット・グレイの公開模擬戦が行われることになったか。

しかも、皇族臨席で。

皇族と軍部でかなり揉めたそうです。

きっと、皇族を何とか止めさせようと、軍も必死で訴えたんだろうな。

それを、宰相であるシュナイゼル殿下の鶴の一声と、マリーベル皇女が賛同したために、軍が折れたと…

軍幕僚の皆様、お疲れさまです。

トライアルのパイロットは自分だと思っていた主人公ですが、量産機なので操縦技術に長けている人間では役に立たないという事。

で、シュナイゼル殿下の墨付きの「the普通のパイロット」トーマス・キンメル卿が起用されます。

ロイドさんの紹介の仕方が、平均中の平均とか、取り立てた特徴がないだとか、普通も才能のうちだとか・・・・(笑)

しっかりセシルさんの怒りを買ってしまいます。

セシルさの「人の道について~」が出た時は、笑った。

しかし「キンメル」って、R2でロロにヴィンセントを奪われた、あのキンメルさんですかね。

なんかすごく実直で、ロイドさんの言葉の暴力にも動じない好人物でした。

当日、皇女とその騎士だと気が付かず、主人公が2人をエスコートするシーンは、仲のいいマリーとオズの姿が見れて微笑ましかった。

予定通りの行動

シュナイゼル、マリーベル両殿下が観戦する、ラウンジの前で待機する主人公とシュネー、レド。

どっちが勝つか賭けをしますが、主人公は「勝負がつかない」に賭けます。

意味深。(笑)

1回戦は、上方からの攻撃にも関わらず、自分のペースに巻き込んだオルドリンの勝ち。

オルドリン・ジヴォンでは相手が悪すぎるというシュナさま。

騎士を褒められて、まんざらでもないマリーベル殿下。

そんなヨイショをしているときに、爆撃音が響き渡ります。

皇族を狙うテロリスト「タレイラン」の生き残りが襲撃。

オルドリンは敵の武器を奪うと、キンメルに、ここで敵をせん滅してしまおうと提案します。

1度に敵2機を倒すグレイルの雄姿はほれぼれします。

主人公たちも、参戦するべく愛機の元へ。
一番初めに起動したのはアロンダイト。

侵入してきた敵から、シュネーとレドを守るシーンは、アニメで見れたらさぞ迫力があったろうな。

オルドリンが善戦するものの、敵戦力に押され、殿下たちのいるラウンジも危険に。

避難を呼びかけるマリーベル皇女に対し、シュナイゼル殿下は落ち着いたご様子。

その訳は…

予定の時間ぴったりに登場したランスロットが、あっという間に戦況を覆してしまったから。

やっぱりかーっ!

最後の最後でナイトオブセブン枢木スザク登場は、カッコよすぎるし、予定調和な幕切れ。

二次小説書きが、大好物な展開です。

シュナさまの読み通りというか、タレイランの残党が、上手く踊らされたというか…

かくして「タレイラン」は壊滅。

全て終わった後、ランスロットから降りてきたスザクと主人公が再会します。

が・・・「久しぶり」というスザクの声が、めちゃ冷たくて硬い。

こんなシーンで、to be continueです。

続きが気になってしょうがない。

ところで「ロススト」は5月でリリース1周年。

ゲーム初心者の私でも、メインストーリーなら問題なくクリアできていますので、「ゲームはちょっと」という方にもおすすめ。

毎月新しいストーリーを公開しているので、途中で挫折することなくのんびり楽しめます。

「コードギアス反逆のルルーシュ」の世界を、他作品も含めた世界観で追体験できるので、興味のある方はやってみてください。

ロススト【ロストゼロ編】1章の感想 シュナイゼルが絶好調で暗躍!

「ロススト」1.5部ロストゼロ編の第1章をプレイし終えたので、その感想です。

今回PHASE10 までしかなかったので、サラーっと終わってしまいました。

1章ですからね、状況説明がメインです。
が、ちゃんとバトルシーンもあって、楽しめる内容でした。
今回登場シーンはありませんでしたが、グリンダ騎士団とか、ピースマークとか、「双貌のオズ」のネタも散りばめられていましたよ。

主人公に爵位が授与される

ブラックリベリオン後、主人公は本国の宰相執務室で、シュナイゼルから男爵位を授与されます。

自分が貴族になったことに戸惑う主人公を、そもそもの生まれであるディゼル家を引き合いに揶揄するシュナイゼル。
それを諫めるカノン。
ある意味、微笑ましい光景。

この様子から、蒼月でマグダラを撃退したのは想像できました。

マグダラを、勝てない相手ではないと言い切る主人公。
蒼月のパワーはサザーランドを上回るそうで、敵のランスと左腕を破壊。

その直後、シンジュクに向かってくる増援の爆撃機部隊を確認。
増援に気が付いたマグダラは、蒼月に背を向け退散していきます。

それを追おうとしますが、黒の騎士団のナイトメアに乗っていたため、ブリタニア軍に銃を向けられます。

コクピットから出て、所属と蒼月に乗っている理由を言うものの信用されず。
行政特区の時のように、戦うしかないかと思ったとき、主人公の身元を保証してくれたのは、クラウディオ。

彼の口から、黒の騎士団がブリタニアに負けたことを知らされます。

ゼロがスザクによって逮捕されたことを知った主人公。
そのままの流れで、特派をメインに再編されたキャメロットのパイロットとして、ロイドさんたちの研究に付き合う事に。

キャメロットは、ナイトオブセブン枢木スザク卿専属のサポートチームで、スザクの配下になったのかと思っていました。
だけど、宰相シュナイゼルの直属というところは変わらずだったんですね。
むしろ、直下の研究機関の人間がナイトオブラウンズになったことを利用して、シュナイゼルは軍備の強化を進めます
ランスロットの量産化計画と並行して、他のラウンズお抱えのナイトメア工房を統括するポジションにキャメロットを据えたのでした。

ランスロットの量産機のペットネーム「ヴィンセント」は、どうやらシュナイゼル殿下の方で決められたご様子。
この名前、ロイドさんは気に入っていません。
むしろ、サザーランド・カスタムに替わる、主人公が騎乗するナイトメアの名前「アロンダイト」が超お気に入り。
第七世代と言われるランスロットの装備を、ギリギリ使用できるまで引き上げた第五世代機。
私は、この機体デザイン好きです。

そしてシュナイゼルは、スザクのお目付け役にしようと選んだ、シュネーとレドを、キャメロットに合流させるのでした。

色々と画策されるシュナイゼル殿下。
まだまだ、暗躍されすよ。

コノエナイツ登場

コノエナイツは、外伝「白の騎士」の登場キャラ。
シュネーは、御前試合で360度取り囲まれながら、すべて打ち負かしたスザクに興味津々。
というか、ほぼファンになってます。

シュネーは、聖画布騎士団から別部署に派遣されることに不満たらたら。
しかし、キャメロットが新兵器の開発組織で、ナイトオブラウンズの機体にも関わっていると知ると、とてつもない誉れと大喜び。
素直というか、ちょっと幼い感じがする。
レドがいい感じにリードしていて、おもしろいコンビだけれど、シュナイゼル殿下が彼の資料を見て含み笑いをしたのが気になります。

キャメロットは、シュナイゼル殿下の命令で、エリア2のヨハネスブルク租界で起きている抗議デモの鎮圧部隊に同行することに。
目的は、新兵装の実装実験。
今回検証する気体は3機という事で、シュネーとレドが合流する理由になる訳です。

しかし、これはシュネーとレドの実力が知りたいという殿下のリクエストに、カノンさんが応えた結果。
なんかもう、おあつらえ向きにと言わんばかりに、「デモ」が起きましたね。

カーリーおば様は健在

そうそう、ブラックリベリオンで主人公に負けたカーリーさんですが、健在でした。
主人公同様に本国に戻っていて、養母のクラリスさんがエリア11に戻るタイミングで、秘書を使って接触してきます。

秘書に、エリア11で大けがを負ったと聞かされた主人公。
彼女に同行し、カーリーの元へ向かいます。
「お優しいのですね」と言われると「優しくはない」と答えます。
現在生きている唯一の身内だから・・・無視できないという事ですかね。

秘書に案内され彼女の部屋に行くと、そこにはミイラのように全身包帯だらけのカーリーが。
その姿に息を飲む主人公。
カーリーは、側にいて欲しいと主人公にねだります。
それは無理だという主人公に、こんな姿の私を1人にしておくのかと睨みつけるカーリー。
主人公は、蛇に睨まれた蛙のようにすくんでしまいますが、セシルさんからの呼び出し電話に救われたのでした。

実はカーリーさん、ケガの方はもう大したことなくて、全身整形のアフターメンテナンス中だったご様子。
それを利用して、主人公を手元に置こうしたわけです。
主人公は、軍にがっつり組み込まれていたことで、彼女の魔の手から逃れられたのです。
セシルさん、グッジョブ!

なかなか手に入らない主人公に苛立つわけでもなく、彼女を拒否る姿がヴァニエラのようで可愛いと喜ぶカーリー。

伯母さん。それって、ヤンデレなストーカーと変わらない心理なんだけど。(笑)
そんな彼女に心身ともに惚れ込んでいるという秘書(女性)と、怪しい雰囲気に・・・

本当にキョーレツすぎるキャラですね。

主人公が大活躍

話を本筋に戻します。
ヨハネスブルク租界で起きていたのは、「ブリタニア支配への抗議デモ」。
テロリストではない人々に銃口を向けてしまっては、エリア11の二の舞になってしまうと、軍は手をこまねいていました。

そこへ飛び込んできたのは、学校での立てこもり事件。
そこには、エリア総督の娘が通っているという事で、標的にされたようです。
ナイトメアまで持ち込んでの立てこもり事案を、キャメロットが対応することに。

シュナイゼル殿下の指示であることが、ありありと分かりますねえ。

主人公とシュネーたちに与えられた命令は、敵戦力の無効化。
立てこもり犯のナイトメアを沈黙させろという事です。
たった3機で対応するわけですが、正規軍の騎士とチンピラまがいの傭兵じゃ、その実力は雲泥の差。

主人公とレドが先陣を切り、シュネーは後方支援。
シュネーたちが騎乗するナイトメアは、それぞれの得意を生かせる装備がされています。

主人公は、レドの臨機応変な戦いぶりに「喧嘩慣れしている」と評価し、シュネーの射撃の腕前に感心していました。
あっという間に追い詰められたテロリストは、総督の娘を捕まえて逃走を図ります。

そこを主人公のアロンダイトが、ヴァリスを使って敵ナイトメアを攻撃。
その衝撃で放り出された総督の娘を、レドがキャッチするという、そうとう荒っぽい救出法。

ナイトメアでの戦闘シーンは、なかなかの見ごたえですぞ。

とにもかくにも、3人の活躍で、立てこもり事件は解決したのでした。

この結果に、シュナイゼルは大満足。
ナイトオブセブンの親衛隊編成に、着手するのでした。
カノンさんじゃないけれど、どこまでが殿下の仕込みなんだろう。

 

ゼロの処刑が発表されたけれど、それは他の反抗勢力に向けてのけん制。

ゼロがルルーシュであることを公表した方が、彼らに打撃を与えられるのにそうしなかったのは、きっと彼にまだ利用価値ありと考え、生かしているからだと主人公は考えます。

ルルの生存を信じ、彼を案じる主人公。

というところで1章は終わりです。

ナイトオブラウンズのイベントで、ジノが言っていた台詞で判明したのですが、主人公はコノエナイツに組み入れられるようです。

スザクの親衛隊というポジションで、ゼロの正体を知ったスザクに接触する訳ですね。

次章が楽しみです。

 

【ロストゼロ編スタート】ロススト10~13章の感想

 

しばらくロスストの感想を投稿していませんでしたが、ゲームが更新されるたび、ちゃんとプレイしていました。

なかなかブログにアップできないまま、遂に第一部が終了し、完全新作のストーリー「ロストゼロ編」が公開されちゃいました。

もたもたしているうちに、なんてこったい!

第1部のメインストーリー、10章から13章の感想を投下します。

10章:閉ざされた島で…

アヴァロンによる砲撃後の式根島の混乱と、神根島に飛ばされた3人・黒の騎士団の様子が同時並行で進んでいきます。
神根島や黒の騎士団の方はテレビシリーズ通りの展開なので、その頃式根島で何があったのかというのが、ゲームオリジナルのシナリオ。

一旦基地に戻った主人公は、セシルさんからスザクやゼロだけでなく、ポートマンで現場に向かっていたユフィも行方不明になっていることを知らされます。
皆が必死で捜索しているのは、彼女かと納得する主人公。

2人が会話をしているところへ、宰相シュナイゼルとロイドさんが登場。
主人公は、シュナイゼルに直談判して、捜索に加わる許可を得ます。
そして、2人と入れ違いに、また新たなキャラが登場。

主人公の伯母、カーリー・ディゼルです。

見た目若いけれど、実はかなりのおばさん。
シュナイゼルやコーネリアを、「坊や」「お嬢ちゃん」呼ばわり。

ダールトン将軍やナイトオブワンと、大して変わらないお年かも。

カーリーさんは、ディゼルインダストリー社のCEO。
ディゼルといえば、エナジーフィラーの権威として有名だそうで、そちらは彼女の妹で主人公の母親であるヴァニエラの方。
どちらのせよ、ブリタニアではかなり有名で、上流の貴族だそう。
カーリーの方は一目で主人公に気が付いたのだけど、主人公は伯母のことは覚えておらず、むしろ激しい恐怖心に襲われます。
そして彼女が去った後、そのストレスから失神。

意識を失っている間に主人公が夢で見たものは、カーリーに関わる記憶。
カーリーさんは妹を溺愛していて、その愛情の向け方は尋常ではない様子。
そして、ブリタニア人以外は人間ではないという、かなり偏った考えの持ち主。
ヴァニエラさんは、夫である百目木氏が殺されると本気で思っていました。
このうえ、子供がいる事を知られたら何をされるか分からないと、かなり警戒していたのですが・・・
そんな彼女の裏をかくように、カーリーは彼女たちの自宅を訪問。
その時、主人公と初対面したのでした。

この時の記憶で思い出したのは、主人公には妹がいたという事。
オープニングアニメに登場する少女です。
この子、どうなったのかなあ。
カーリーさんに奪われたのか、極東事変で亡くなったのか。

セシルさんが体調を心配する中、主人公は捜索に加わります。
その時、捜索部隊を襲う正体不明のナイトメアが出現。
カーリーが操縦する「マグダラ」です。
この名前は、聖書の「マグダラのマリア」から来ているのかな。

マグダラは、ランスロット並みのスペックで、カーリーの攻撃は非常に容赦なく残忍なもの。
パイロットのいるコクピットを攻撃し、操縦者葬り去ります。

ひょっとしてこれが、ダールトン将軍が言っていた「クラッシュハート」?
こんな残忍な戦闘を評価するんだろうか。
まあ、味方であれば心強いと思うけど、敵に回られたら、こうなる訳ですよね。

マグダラは、迷うことなく主人公操るランスロット・カスタムに向かって行きます。
主人公も、臆することなく果敢に立ち向かいますが、性能差で太刀打ちできず、コクピットを攻撃され大けがを負います。
その時、ルルーシュのことを救出してもらおうと主人公の元を訪れたC.C.が、ナリタ山でスザクにしたのと同じ方法でカーリーを攻撃。
主人公は、ルルーシュの無事を知らされ、一命をとりとめるのでした。

主人公は、ブリタニアの医療技術で順調に回復。
瀕死の重傷だったのに、助けるなんてすごいな。
傷痕も残らないんだって。

これだけ進んだ技術なのに、ユフィはどうして救えなかったんだろう。
アヴァロンにあった医療システムでは、限界があったという事なんですかね。

入院中、ずっと付き添ってくれているクラリスさんに、主人公は感謝と共に親愛を寄せます。
そんなところへ、またしてもカーリー登場。
実の伯母なのだから、自分が引き取るのが当然という彼女に、クラリスさんは一歩も引かず、母親は自分だと突っぱねるのでした。
前半部では、何だか頼りない存在だったクラリスさんですが、主人公と心通わせられてから、だんだん肝が据わってきましたね。
カッコよかったです。

11章:愛しい人を想って

この章は、ゲームオリジナルのシナリオがたくさん。

学園祭の目玉「巨大ピザ」が決まるまでのストーリーがあります。
ピザづくりをリベンジしたい会長とルルの攻防。
結局、会長と生徒会の仲間に押し切られて、承諾してしまうルルが可愛かった。

ルルとスザクが夜の学校で補講を受けるシーン。
主人公も参加することで、和んだ雰囲気にになるのが良き。
講義が終わった後の会話で、スザクから受ける感じが変わったことを指摘する主人公。
キュウシュウ戦役の後でしたからね。
ナンバーズであるスザクが皇女の騎士に任命され、エリア11の日本人社会は、スザク派かゼロ派で大きく分かれるだろうと分析する主人公。
日本人はいずれどちらかを選ぶことになる。
でも、主人公はルルーシュについていくと決めていると、自らの意思を確認するのです。
この日って、学園祭の前日だったのね。
準備を手伝えなかったことを謝る主人公に、スザクとルルーシュは、保護者であるクラリスさんと一緒に文化祭を見て回ることを勧めるのでした。

そしてクラリスさんも、文化祭当日の仕事を前日にすべて終わらせ、主人公に文化祭デートを申し込むみます。
仕事が忙しいのに、わざわざこの日を開けてくれたと感謝する主人公。
親子水入らずで、文化祭に望むのでした。

文化祭では、クラリスさんがハイテンション。
目いっぱい楽しんでます。
全てアッシュフォードの生徒だけで運営している食堂に感動したり、コスプレ写真館に興味津々。

主人公はルルーシュとC.C..が一緒にいるところを目撃し、気になって倉庫へ。
主人公が到着したころは、三つ巴のニアミスを回避した大騒ぎの直後。
倉庫から慌てて飛び出してきた扇さんとぶつかり、連れの女性に首を傾げたり、中から聞こえる声にちょっとパニックになるところが可愛かった。

可愛いと言えば、コスプレ写真館の生徒たちにノセられて、アッシュフォードの学生服姿で学園内を歩くクラリスさん。
主人公の言葉じゃないけれど、現役の学生そのまんまで、よく似合ってた。
学生服姿の彼女を見てドキマギする男子生徒に気をよくしていた時、同じく校内をうろうろしていたロイドさんと遭遇。

なんと、ロイドさんとクラリスさんは、大学の先輩・後輩だったのです。
2人の関係を知って驚く主人公。
クラリスさん、ロイドさんのことを「プリン先輩」と呼んでた。
ロイドさんを「プリン」と呼ぶのはラクシャータさんだけかと思っていたけど、ずいぶん前からこのあだ名が定着していたみたいですね。
で、その頃から他人を怒らせることばかりやってきたようで、クラリスさんに「人でなし」と紹介されます。
ロイドさんを見ているうちに、以前彼にされた事を思い出したのか、これまで見たこともないくらい怒りを露にするクラリスさん。
そして、その人でなしが主人公の上司だと知った瞬間、この子が大けがを負ったのもプリン先輩のせいだと怒りのボルテージはマックスに。
なんと、ロイドさんに向かって拳を振り上げ、暴力に訴えないと分からないんだと言い切るのです。

ロイドさん、いったいどんな酷いことしたんだか…
クラリスさんの、いろいろな面が見れた章でもあります。

そして、大騒ぎのクライマックスは、「学園祭宣言」。

ユフィとルル。
想いのすれ違いが、本当に悲しい。

そして、この章は「行政特区設立記念祝典」まで進みます。
主人公がスザクに向かって、「行政特区」ついての意見を言うところは、ブリタニア軍に所属しているくせに、反抗勢力寄りだよなあという苦笑もの。
そんなこと言ってヤバくない?と思ったところで「なんてね…」とごまかす辺りは、本当に頭がいいなと思いました。

12章:暴走

タイトル通り、ギアスが暴走する「血染めのユフィ」がメイン。
主人公は、ルルーシュの異変を察したC.C.の言葉を受け、G1に向かいますが、近衛兵に止められます。
制止する近衛兵をぶっ飛ばす主人公。
強すぎる。(笑)
結果、ルルとユフィは和解するものの、悲劇は避けれず。
大混乱の式典会場で、主人公はダールトン将軍からグロースターとユーフェミア様を止めて欲しいという願いを託されるのでした。
そして、ユフィを撃ち殺したゼロと合流。
ゼロに、このままブリタニア軍にとどまり、諜報活動を続けるよう指示を受けます。
この辺のやり取りは、あまりにも冷静で、ちょっとゾッとする。
ルル、この時どんな表情をしていたんだろう。

13章:黒の反逆

そして、ブラックリベリオン。

シズハマ基地に待機していた特派ですが、自らの判断でトウキョウ疎開へ。
軍からの指示ではなく、特派の判断で動いていたんですね。
主人公は、クラリスさんを救出すべく、彼女の会社へと向かいます。

疎開外延部に陣取ったコーネリア軍に大打撃を与えたことで、勢いづく黒の騎士団。
「勝てるかも」と思うと、調子づく輩が出てくるのはセオリーですかね。
エナジーフィラーの貯蔵施設を抑えるよう指示を受けた部隊の2人が、エナジーフィラーそのものを製造しているクラリスさんの会社に侵入し、建物内に1人で残っていた彼女を発見。
よからぬ事をしようとします。

こういう阿呆が制裁を受けるのもセオリーで、主人公操るサザーランド・カスタムにボロクソにされるのでした。(笑)

そして、クラリスさんを軍に預けた主人公は、アッシュフォード学園を目指します。
それにしても、階級「準尉」の主人公が「マイ ロード」と敬礼されるのは、ちょっと不思議な感じ。
でもこれは、「騎士侯」という貴族に対しての敬礼。
入隊試験で、貴族のボンボンが「ナイトメアは貴族のもの」と言い張る所以です。
庶民でも、ナイトメアに騎乗を許されたら、この称号与えられるんですものね。

その途中、またしてもカーリーさん操るマグダラが出現。
目的は、主人公とナイトメアで戦って、取り戻すこと?
いやいや。オバさん、ナイトメアで戦う事楽しんでるよね。
このぶっ壊れ具合…やっぱり元ラウンズじゃないのかと思う。

ルルーシュとスザクが、神根島で銃を向け合っているその瞬間、主人公は輸送途中で放棄されていた蒼月に騎乗し、マグダラと対決。

という場面で第1部終了です。

エンドロールと共に挿入歌「ソラノ アカリ」がながれ、そのイラストはCLAMPによるもの。
CLAMPのギアスイラストが、また見られるなんて。
なんという僥倖!
白い服着たルルが可愛いなあ。

ロストゼロ編スタート

そして、3月30日。
1.5部ロストゼロ編がスタートしました。
スタート画面がアニメじゃないのがちょっと残念。

空白の1年を、コミックス版「白の騎士・紅の夜叉」と「双貌のオズ」の要素も取り入れて進行するそう。
「双貌のオズ」と「紅の夜叉」はほとんど読んでないので、私にとっては新しく触れるギアスの物語です。

また、プレイした感想を、遅れないうちに投下できるように努力します。

ロスストメインストーリー第8章の感想【ネタバレあり】

アプリゲーム「コードギアス反逆のルルーシュ Lost Stories」。

10月31日には9章がリリースされますので、8章をプレイした感想をお伝えしたいと思います。

 

第8章のタイトルは「獅子身中の刃」。

メインストーリーをプレイして一番びっくりしたのは,、あのキャラが登場しないこと。

テレビシリーズ準拠で進んでいたので、当然出てくると思っていたのですが、さらっと割愛されていました。

 

この章に入って、いよいよ主人公の「失われた物語」について 、ヒントがどんどん開示されています。

 

本人もまだ知らない、主人公のお母さんについてのバックグラウンドが、よもやの人物から暴露。

 

それでは、あらすじと共に感想をお伝えしていきますね。

 

マオが登場しない!

 

第7章はテレビシリーズの「シャーリーと銃口」で終わりました。

 

なので第8章は、早朝、涙ながらにルルーシュ宛の手紙を書く、シャーリーから始まります。

 

ルルーシュは主人公に、第三者に素顔を見られた可能性を相談しようとしますが、養母のクラリスさんと和解できたことが嬉しい主人公は、ルルの電話を昨日のことの確認だと思ってしまいます。

 

で、原作通り、ルルはC.C.と2人でシャーリーの部屋を物色することに。

 

この流れで行くと、ナリタでシャーリーにマオが接触してくるんですが、そのシーンなし。

 

列車内でC.C.とルルの会話シーンの後は、ケーブルカーの駅で、シャーリーがルルに銃を向けるあのシーンでした。

 

マオは、影も形もいません。

シナリオはテレビシーズルートで進んでるんですが、彼が登場するシーンは見事に割愛されてました。

 

「捕らわれのナナリー」の部分も、おそらくマオなしの回想シーンになるのでは?

 

主人公、軍入隊試験へ

 

マオの登場シーンの代わりにボリュームアップしたのは、主人公のストーリー

 

手回しのいいルルのおかげで、軍入隊試験の一次審査(書類選考)は 無事パスした主人公。

 

いよいよ、政庁で行われる実技試験に臨みます。

 

その前には、軍に 潜入を指示された主人公が、これからのことが気になってつい政庁に行って、グランストンナイツのクラウディオと接触するシーンがあるんですよ。

 

ここで初めて知ったんですが、政庁って一般人が近寄っちゃいけない場所だったんですね。

「役所」みたいな感覚でいたんですが、「軍施設」でした。 

 

そしてこの新兵採用試験には、ダールトン将軍も並々ならぬ関心を持っていて、実際の試験での教官をクラウディオが担当します。

 

そして、縦社会のブリタニアらしく、受験者もランク分けされています。

 A クラスが貴族、 C クラスが平民の受験者。

 

となると 、B クラスはどんな階級の人たちなんでしょう。 

軍関係者の身内とか?いやいや… 軍関係者の推薦を受けた人とかかな。

 

A クラスのお貴族様は、無条件で入隊確定。

C クラスの平民には、 まず6 km のランニングを課し、その体力を測ります。

さすが、扱いが雲泥の差ですね。

 

教官を務めるクラウディオは、以前会ったことがある主人公が入隊試験にいたことから、興味深く見守ります。

 

そして彼の評価はなかなか高いもの。

その理由は・・・

 

主人公はブリタニア貴族の血筋だった! 

 

主人公の両親がエナジーフィラーの研究をしていて、それをクラリスさんが受け継いでいるのですが、軍に収めるエナジーフィラーも彼女の会社が扱っていました。

 

そこから、主人公の素性が、クラウディオを通じてダールトン将軍に知らされます。

 

その事に、将軍は大変興味を持つのです。

 

なんと主人公のお母さんは、ブリタニアの上流貴族「ディゼル家」の人間だったのです。

 

どうもお母さんの親族の中に、軍で「クラッシュハート」という二つ名を持つ人物がいるそう。

 

軍での通り名があるという事は、相当な騎士ですよね。

 

その血縁が入隊試験を受けているという事で、将軍、従来ではありえない試験を追加してしまいます。

それは、ナイトメアによる模擬戦。

 

その事に意見してきたのは、貴族出身の入隊希望者。

 

特に、騎士家系貴族の三男坊、ダミアン・ヘムワーズは、平民がナイトメアに乗ること自体が許せない。

「ナイトメアは騎士の矜持が形を成したもの」という考えの持ち主。

 

ナイトメアは貴族が乗るものであることを平民たちに知らしめるため、Aクラスの受験生5人とCクラスの受験生の摸擬戦を、将軍に提案するのです。

 

クラウディオもその実力を評価している人物の提案に、将軍がGOサイン。

 

貴族対平民の摸擬戦が政庁内で行われることに。

 

まあ、多少操縦経験があっても、実戦を経験していない貴族たちを、ナリタでの死闘を経験した主人公がねじ伏せるという結果に。

 

主人公曰く。戦いにおいて必要なのは『必ず勝つという信念』だそうです。

 

ダールトン将軍は、スザクと同じ合理的な戦いをするが、戦いに対するポリシーが違うと評価します。

 

試験終了後、主人公たちの配属先をグランストンナイツの部隊にしようと話し合う、将軍とクラウディオ、それに待ったをかけたのは特派のロイドさん。

 

スザクから、軍への入隊を希望している友人がいると聞いたロイドさん。

 

その人物へのスザクの評価が「不思議な人」という事から、大いに興味を持ち、ミレイさんとのお見合いをさっさと切り上げて、こっそり試験を覗いていたんです。

 

彼の腹づもりは、すぐに察しがつきますよね。

 

次章から、主人公のブリタニア軍での生活がスタート。

 

それにしても、軍に入る事を結局クラリスさんに内緒にしてしまうとか。

これから、色々な波乱が予想できます。

 

第9章はピックアップスカウトのキャラから、チョウフ襲撃がメインになりそう。

プレイしたら、今度は早めに感想を書きたいと思っています。

 

櫻井さんの事で、「鬼滅の刃」での声優交代が囁かれていますが…

スザクの声は、変わらないよね・・・(?_?)

 

ロススト参戦中!第7章までプレイした感想【ネタばれあり】

2022年5月17日にリリースされたゲーム「コードギアス反逆のルルーシュLost Stories」。

あの「ロスカラ」の会社が作るゲームという事で前評判が高く、しかも今回はスマホやPCでプレイできるので、絶対遊びたいと思っていました。

予定より2年待たされましたが、オンラインゲームをほとんどしたことがない私でも、すごく楽しめるので、プレイした感想などを紹介していきたいと思います。

「ロススト」とは

「コードギアス反逆のルルーシュLost Stories」(ロススト)は、サンライズが企画原案し、f4samuraiが開発したナイトメアフレームバトルRPGです。

スマートフォンとPC版両方リリースされていて、データの連携もできます。

「コードギアス反逆のルルーシュ」の世界を主人公目線で追体験しながら、主人公の失われてしまった物語を取り戻すというストーリー。

主人公のキャラを男性・女性で選んで遊べます。

「グランブルーファンタジー」みたいですね。

ゲームは、ストーリープレイとバトルプレイの並行型。

ナイトメアバトルゲームをクリアしながら、メインストーリーを読み進めていくというもの。

ゲーム部分は、陣地に侵入してくる敵を倒すタワーディフェンスタイプ。

どうやって敵を倒すかだけ考えて、自軍の陣地内にナイトメアを配置するだけなので、この手のゲーム初心者の私でも難しくなかったです。

キャラやナイトメアによってタイプやスキルが違うので、キャラとナイトメアの相性を間違えなければ大丈夫。

キャラのレア度は★1から★4まで。

当然ですがレア度が高いほど強いです。

キャラを配置するにはコストを消費します。

この配置コストですが、キャラのタイプやレベル、騎乗するナイトメアによってかなり変わるので、キャラの所属とかアニメで騎乗しているナイトメアにこだわらず、いろいろ試してみると、ゲームをスムーズに進められます。

私は、ジェレミアをカレンの紅いグラスゴーに乗せてます。(コスト1桁台になるので)

また、ナイトメアの装備によっても変わるので、武器を2つ以上装備できるナイトメアは、武器を変えてみるのも1つの手。

私は、課金してまでゲームするようなガチ勢ではないので、毎日ログインボーナスを稼いで、「ガチャ」に相当する「スカウト」をしたり、デイリークエストをこなしてアイテムをコツコツ集めながらキャラを強化しています。

配信からコツコツ進め、無課金でプレイヤーランク19まで来ました。

ストーリーは、物語の中に主人公を上手くからませてテレビシリーズ準拠で進んでいきます。

割愛することなく、丁寧にストーリーをなぞっているところはさすが。

しかも、アニメでは触れられなかった部分が補完されています。

この辺は、サンライズが監修してるだけありますね。

メインのストーリーだけでなく、それぞれのキャラをメインにしたイベントストーリーやアナザーストーリーも定期的に配信されています。

バトルプレイも、遠征やチャレンジといったステージがあるので、バトルゲームを楽しみたいという方、反逆のルルーシュのの世界を堪能したいという方どちらも十分に楽しめます。

それでは、メインストーリについてサラッと紹介していきますね。

メインストーリーについて

主人公は、アッシュフォード学院に通う学生で、ルルーシュたちのクラスメイトでもあります。

日本人の父とブリタニア人の母の間に生まれたハーフで、ブリタニアの日本侵攻時に両親を亡くしています。

養母に引き取られ、ブリタニア人として暮らしてはいるものの、日本人が虐げられる現状に鬱屈した感情を抱きながら日々を過ごしていました。

せめてもの罪滅ぼしと、ゲットーに暮らす日本人の子供たちに生活物資を差し入れしていたその日、「シンジュク事変」が勃発。

主人公も否応なく戦渦に巻き込まれます。

そして、扇グループのメンバーの1人が放置したナイトメアに乗り込み、ルルーシュと共にブリタニア軍と戦うのです。

停戦命令後、G-1 でルルーシュのクロヴィス暗殺現場を目撃した主人公は、ルルーシュがブリタニアの元皇子であることを知ります。

そして、彼の覚悟とその行動力にほれ込み、ブリタニアに復讐するため、ルルーシュに契約を持ち掛けるのでした。

主人公が、C.C.の次に契約を持ち掛けるという斬新さ。

主人公は、ブリタニアに両親を殺されたという強い恨みを抱えているのですが、両親と共に過ごした時間の記憶がなく、何故そうなってしまったのかというところが謎解きになります。

そして、ミレイ会長に、カレンと一緒に生徒会メンバーへ引き入れられ、生徒会の仲間や黒の騎士団メンバーとの交流の中で、少しずつ成長し、失った記憶の断片を取り戻していくのです。

現在第7章まで公開されています。

3章くらいまでは主人公とルル・C.C.3人の絡みで、「オレンジ事件」や「サイタマゲットー事件」でちょっとした役割を果たすくらいでしたが、ルルーシュが「黒の騎士団」を設立させてから、主人公の物語も広がっていきます。

ところどころ、テレビシリーズなどにも出てこないオリジナルのエピソードがあるんですよ。

例えば、学院の地下室にナイトメアのシュミレーターがあって、そこで操縦訓練をしているとか。

何でレジスタンスが、いきなりナイトメアを操縦できるのか謎だったんですが、腑に落ちました。

軍の払い下げ品を手に入れたと言ってましたので、きっとキョウトにも流れているんでしょうね。

カレンと主人公はハーフ同士という事で、割と早い段階で打ち解けます。

リフレインの事件で母親との確執を乗り越えたカレンを見て、主人公も養母と向き合うことを決心。

そして、養母が主人公を引き取ったいきさつや思いを知るのです。

ここまで行くまでに、ルルも一肌脱ぐんですがね。

現在、テレビシリーズの第1期「シャーリーと銃口」まで進みました。

ちょっとネタバレになるんですが、主人公はルルのスパイとしてブリタニア軍に潜入することになるようです。

この展開に、ゲームしながら違和感を感じていたことに合点がいきました。

その違和感とは、8月に公開されたイベント「ナイトオブラウンズその力~」で登場したラウンズたちが、プレイヤー(私=主人公)に向かってかけてくる言葉。

ゲームをログインしたり、キャラの信頼度が上がると、キャラたちが声をかけてくれるんですが、ラウンズたちはプレイヤーのことを「枢木スザクの部下」と認識して声をかけてくるんです。

ブリタニア軍に潜入した主人公は、ナイトオブセブンの部下になるようです。

主人公がブリタニア軍に入った後、「反逆のルルーシュ」の物語の中でどんな役割を果たすのか、この先がすごく楽しみなってきました。

ロスストの感想

 

ロスストの概要を紹介してきましたが、こういったゲームをプレイするのは実は初めての私。

先にリリースされた「Genesic Re;code」は、途中でゲームが進められなくなり(ゲームがクリアできない)断念して経緯があります。

スマホの小さい画面を見て操作するのは疲れるという理由もあったので、PC版をダウンロードしてプレイしています。

おかげさまでストレスなく遊べ、メインストーリーだけでなく、いろいろなゲームをまんべんなく楽しんでいます。

メインストーリーは本当にテレビシリーズを丁寧になぞっているので、「あー。そうそう、こういう展開やシーンがあった」と振り返ることができ、思わずアマプラでテレビシリーズを見直したり。

テレビシリーズだけでなく、「コードギアス外伝 白の騎士 紅の夜叉」など、空白期を描いた作品のネタも使われていて、ファンには嬉しい限り。

私の楽しみの1つに、ログイン後どんなキャラが登場してどんな言葉をかけてくれるのかというのもあります。

個人的なオススメは、バトルプレイでの出撃シーン。

キャラ同士の掛け合いが面白くって。

部隊編成によっては、本来敵同士のキャラが言葉を交わすという事もあります。

これはちょっとしたサプライズなので、スキップせずに見て欲しい。

バトル時のキャラのセリフも、ゲームの世界に浸らせてくれます。

ゲーム初心者の私でも楽しめていますので、まだやったことがないという方も、試してみてください。

きっとハマりますよ。

【4巻セット】コードギアス 反逆のルルーシュ外伝 白の騎士 紅の夜叉/1-4巻/完結/曽我篤士/高橋びすい/角川書店【中古】[☆3]

価格:1,300円
(2022/9/18 13:41時点)
感想(0件)

鋼の錬金術師 完結編「復讐者スカー」の感想

もうすぐ「最後の錬成」も公開されるので、忘れないうちに感想を書いておきます。

2017年の実写映画の続編というスタンスですが、ぶっちゃけこの完結編だけで十分楽しめます。

この「復讐者スカー」では、スカー初登場から、リンとの共同作戦でグラトニーを捕まえたはいいものの、グラトニーが暴走してエド・リン・エンヴィがグラトニーに飲み込まれたところまで描かれていました。

あらすじを紹介しますね。(ネタバレでしかない)

前半のあらすじと感想

冒頭はセントラルに向かう列車の中。

車内で倒れているリンをエドが踏んづけそうに…

行き倒れというパターンは同じでも、南部から中央へ向かう列車の中とは…

リンがエドのアップルパイを全て平らげ(ウインリィの手作り?よもや、イズミ師匠?)たところへ、列車ジャックのテロリスト登場。

リンにちょっかい出そうとしたところを、フー爺さんとランファンにやっつけられます。

テロリストの目的は、この列車に乗ている「軍のクソ野郎」の命。

列車を暴走させる仕掛けをしたと聞いて、エドは列車の上を走って機関車へ行こうとしますが、風にあおられ…

落ちそうになった彼を助けたのは、前作でマスタングに倒されたと思っていたエンヴィー。

エンヴィーが何度殺しても生き返る人造人間ホムンクルスと知ったリンたちは、彼にターゲットロックオン。

主人公そっちのけで繰り広げられる捕り物劇。

あっけにとられるエドとアルでしたが、中央セントラル駅はもう目の前!

エドは、錬金術でレールの先端を駅の天井へ向けることで、列車が駅に衝突するのを防いだのでした、

なんとか事なきを得たところへ、マスタング大佐登場。

軍に連行されるところを逃げ出したテロリストに向かって、炎の錬金術発動。

前作と違って、指先から火炎放射じゃなく、ちゃんと錬成光と火花による爆炎。ヽ(^o^)丿

そして、テロリストのターゲットである、列車に乗っている「軍のクソ野郎」とは、キング・ブラッドレイでした。

ロングコートを着て、列車から出てくる姿のカッコいいこと!

さすが舘ひろし。見惚れてしまいます。

そして、エドとアルは、大佐からスカーのことを聞かされます。

2人の護衛は、ファルマン准尉とブレダ少尉。

そうなんです。今回マスタング組は全員登場しているんです。(ホークアイさん以外は、ほとんどモブ扱いですが)

2人を撒いたところで、今度は、道端で行き倒れているメイを発見。

リンのこともあり、関わるな・拾うなというエド。

結果、食べ物を恵むことに。(ここら辺のくだりはラッシュバレーでのリンのパターン)

メイは、「鋼の錬金術師」に恋焦がれる乙女という設定ではなく、単純に彼女を助けたアルに感謝と好意を寄せ、エドを人でなしのチビと罵るのでした。

「チビ」と呼ばれてブチ切れるパターン、ここで再現!

エドとメイの追いかけっこスタート。

わめきながら走る山田涼介。

片言で罵詈雑言ばりぞうごんをぶつけるメイが可愛い。

メイが助けを求めたのは、なんとスカー。

エドは、そこでいったん引きます。

礼を言って立ち去るメイ。(結果食い逃げ)

そこへ、憲兵がエドの名を呼んでやってきたところから、エド・アルとスカーの戦いが始まります。

戦闘シーンは、かなり忠実に原作を再現していました。

「シン・ウルトラマン」のメフィラス役で話題の山本耕史さん演じる、アームストロング少佐の華麗な錬金術も再現。

ホークアイ中尉の「雨の日は無能なんですから」のシーンもありましたよ。

しかし、ご本人はかなりお気に入りのようでしたが、ディーン・フジオカでは、間の抜けた顔をしてもカッコよすぎて、大佐の可愛らしさは再現できず。

壊れた機械鎧を修理するため、エドは単身リゼンブールに帰るのでした。

アームストロング少佐、アルを担いで同行するんじゃないんだ。

スカー逃亡中だけど、エドの護衛なし。(鎧が同行しないから目立たないと判断したか?)

アルは、ホテルでお留守番のようです。

ロックベル家に到着したエドを迎えたのは、ウインリィの悲鳴と怒号。

特急で修理依頼するエドに、彼女は、順番に並べと言います。

ウインリィの指指す先には、治療や修理、メンテンナンス待ちの患者さんがずらり。

原作にはない表現だけど、腕のいい技師なら、こういう光景はあってもおかしくないよね。

修理を終えたエドは、お母さんの墓参りへ。

そこで、ホーエンハイムと再会します。

ここのシーンも再現率高い。

FMAの1期オープニングアニメを彷彿させます。

帰り道、エドにちょっかい出すホーさんのシーンまで再現してる(笑)

翌朝、ロックベル家を去る間際、ホーエンハイムはクセルクセスのことを話題にあげて、立ち去るのでした。

それが気になったエドは、単身クセルクセス遺跡へ。

そこで、イシュバール人に取り囲まれ、例の件を聞かされるのでした。

微妙に原作と違うけど、無理のない流れで進んでいきます。

後半のあらすじと感想

ところで、スカーはといえば、逃げ込んた地下水道で、グラトニーとエンヴィーに襲撃されます。

そこへまた、リンたちが乱入して、てんやわんや。

爆発を起こして逃げますが、下水道を流れてきた彼を救ったのは、イシュバール人のスラムにたどり着いていたメイ。

意識を失なっている間に観た夢とか、師父に説教されるシーンもありましたよ。

賞金稼ぎを倒してスラムを離れますが、ヨキは登場しませんでした。

セントラルに戻ったエドは、リンの提案でホムンクルス生け捕り作戦を実行。

という事で、ウインリィがスカーに銃を向ける、あの名場面になります。

このシーンは、見ていて涙出ましたね。(荒川先生も、お気に入りのシーン)

そして、グラトニー捕獲。

マンホール蹴破って、リンが登場するシーンがめちゃくちゃカッコいい。

大佐の隠れ家で、エドはホークアイ中尉にイシュバールの話を聞きます。

キンブリーの名言シーンを期待していましたが、残念ながら、ただの爆弾狂でした。

ところで、メイの相棒シャオ・メイも、登場しているんですよ。

原作そのままの、手乗りパンダ。

アルは、メイがシャオ・メイの飼い主だと知ります。

そして、メイの後をつけ、スカーの居所を確認。

エドとアルは、メイが買い出しに出たところを見計らって、乗り込みます。

ここは、合成獣のおっさんたち抜きで、バズクールの再現でしたね。

そして、ウインリィが登場する都合上、彼女を大佐とホークアイ中尉が連れてきたという設定に。

おや、グラトニーほったらかし?

と思ったら、隠れ家からグラトニーが大佐を追って脱走したという展開に。

グラトニー乱入で、現場は大混乱。

そして、ここで大佐が負傷。(しかも、ご丁寧に、またしても腹)

けが人である大佐とウインリィを避難させようとするエドを助けたのは、スカー。(何だこの展開。スカーらしくないぞ)

暴走するグラトニーを回収するために、エンヴィー登場。

そして始まる人造人間ホムンクルスとエドたちの戦い。

場所こそ違えど、原作通りの展開で、グラトニーがうっかりリンと一緒にエドとエンヴィーを飲み込んじゃいます。

ここで、終わりかと思ったんですがね。

グラトニーの腹の中で、エドとリンが合流し、エンヴィーが本性を現そうかというところで、「最後の錬成」の予告が入ってエンドロールとなります。

続編の予告いる?テレビの特番のような安っぽさ。

しかも、ワンカットの連続で何が何だか…

復讐者スカーの感想

突っ込みどころや、いろんな意味で笑えるシーンがいっぱいあって、映画としてとても楽しめる内容でした。

原作と違うところを探しながら見れるというのは、ファンの特権。

原作は、例えチョイ役であっても何かしら役割があり、無駄な登場人物がいないという作品。

主要なキャラだけで、原作と同じ展開にどう持っていくか、監督も相当苦労されたんではないかと思います。

なので、キャラたちの奥深いところまで踏み込んだ場面を映像化できないというのは、仕方のないことですね。

前作に比べると、再現率が登場人物の見た目だけでなく世界観までと、かなり高いので、コスプレ映画と揶揄されながらも、それを極めていると思います。

なので、前作のように途中で興ざめすることなく、ハガレンの世界を楽しめました。

さて「最後の錬成」ですが、お父様との対面から始まり約束の日までと、こちらもかなり盛りだくさんな内容。

イズミさんやアームストロング少将もまだ出てきていないので、この人たちをどうやって出すのか気になります。

少なくともブリッグズ砦の映像はあったので、北には行くんだろう。

名場面だらけな原作の、どこがカットされるのか大いに気になりますが、「最後の錬成」も見に行こうと思います。

映画「鋼の錬金術師完結編」気になるポイント3つ

5年前に映画化され、ファンの間では酷評の実写映画「鋼の錬金術師」の続編「鋼の錬金術師完結編」が5月と6月に公開されます。

はっきり言って前作は、興行的にギリギリヒット作となったものの、「やらない方が良かった」失敗作。

にもかかわらず続編が制作されたのは、ひとえに、原作者である荒川先生が気に入ってくれたのが大きいですね。

前作の撮影現場は、かなり雰囲気が良かったようで、当時から続編を作りたいとキャストスタッフ共に切望していたようです。

そして、漫画連載20周年の記念事業として、続編の制作が決定。

復讐者スカー/最後の錬成の2本連続公開という1大プロジェクトに。

原作の最終話まで描き切ったというだけあって、お金のかけ方が前回と比べ物にならないのは、素人目にもわかります。

公式サイトで公開されている予告動画を見ても、今回は違うぞという雰囲気が。

まず、今回はメインキャラクターがすべてキャスティングされています。

そして、再現率も高い!

はっきり言って、前回はパスしたけど今回は劇場で観ようと思っています。

とはいえ、前作は原作のエピソードを取り入れているものの、かなりオリジナルな展開。

それの続編ですので、原作準拠にできない部分も出てくるのは必至。

という事で、新作映画で気になるポイントを紹介していきます。

鋼の錬金術師完結編の気になるポイント

完結編で気になるポイントは次の3つ。

  1. 前作で端折ったた部分はどこまで再現されるのか
  2. 前作で死亡したキャラが絡むシーンはどうなるのか
  3. 実写で登場しないキャラは誰か

2017年に公開された「鋼の錬金術師」は、コミックスの4巻くらいまでが描かれていました。

しかも、ストーリー展開の都合から、スカーやアームストロング少佐など、早い段階から登場するキャラがいないという事態が。

完結編では、この2人とも出てくるわけですが、端折った分のつじつま合わせがどうなるのか気になります。

また、ラストとグラトニーがスカーを襲うシーンも、ないかもしれませんね。

そして、原作では最後まで生きていたドクター・マルコーですが、ラストによって殺害されてしまっています。

マルコーさんは、要所要所で意外な活躍をみせてくれていたキャラ。

過去を償おうとする姿が、恨みや憎しみに蝕まれていたスカーを、良い方向へ導いた人物でもあります。

彼抜きで、緩やかに変化していくスカーの心境をどう表現するのか興味ありますね。

そして、前作の後半でアルも手合わせ錬成ができるようになるのですが、そのきっかけを作ったのはショウ・タッカー。

原作では、マーテルの血を浴びたことで、真理の扉を開けた記憶を取り戻し、できるようになります。

という事は、デビルネストのくだりはカットされる可能性が。

この他にも気になるところがあるので、紹介しますね。

スカーはどうやって陰謀を知るのか

アメストリスと国家錬金術師への復讐者として登場するスカー。

原作では、イシュバール殲滅戦の陰で行われていた軍の実験や、ホムンクルス一派の計画をマルコーによって知らされます。

この大事なシーン。

実写映画ではどうなるのでしょう。

キメラは登場するのか

原作漫画では、軍によって作られたキメラが8体登場します。

そのうち4人は、紅蓮の錬金術師キンブリーの配下として登場しますが、エドとアルの仲間になりホムンクルスたちと戦います。

ですが、予告映像では、影も形もないんですよね。

軍の非道な実験の生き証人たち。

彼らの存在は大きな意味があるので、登場しないのは寂しい気がします。

クセルクセス遺跡に行くきっかけは?

予告編の冒頭、エドがクセルクセス遺跡を歩くシーンがあります。

原作では、ロス少尉が無事であることを知らせるために、ブレダ少尉に連れて行かれるわけですが…

エドは、どういう経緯でクセルクセス遺跡に行くんでしょうね。

まとめ

前作でオリジナルな展開にしたため、「原作とは違うだろうな」と思うところをあげました。

結構ありますよね。

細かいところをあげていけば、「ここが違う」「あそこも違う」が出てくるわけですが、原作の世界観を崩したくないという監督の想いは、予告映像でビンビン伝わってきます。

4年の歳月を経て、山田さんもエドワード・エルリックという役を自分のものにできたようで、かなり良い感じですよ。

撮影現場では、筋トレがブームだったようで、アクションシーンも楽しみです。

前回は観なかったなーという方も、今回は観た方がいいと思いますよ。

鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成公式サイト