2022年5月17日にリリースされたゲーム「コードギアス反逆のルルーシュLost Stories」。
あの「ロスカラ」の会社が作るゲームという事で前評判が高く、しかも今回はスマホやPCでプレイできるので、絶対遊びたいと思っていました。
予定より2年待たされましたが、オンラインゲームをほとんどしたことがない私でも、すごく楽しめるので、プレイした感想などを紹介していきたいと思います。
「ロススト」とは
「コードギアス反逆のルルーシュLost Stories」(ロススト)は、サンライズが企画原案し、f4samuraiが開発したナイトメアフレームバトルRPGです。
スマートフォンとPC版両方リリースされていて、データの連携もできます。
「コードギアス反逆のルルーシュ」の世界を主人公目線で追体験しながら、主人公の失われてしまった物語を取り戻すというストーリー。
主人公のキャラを男性・女性で選んで遊べます。
「グランブルーファンタジー」みたいですね。
ゲームは、ストーリープレイとバトルプレイの並行型。
ナイトメアバトルゲームをクリアしながら、メインストーリーを読み進めていくというもの。
ゲーム部分は、陣地に侵入してくる敵を倒すタワーディフェンスタイプ。
どうやって敵を倒すかだけ考えて、自軍の陣地内にナイトメアを配置するだけなので、この手のゲーム初心者の私でも難しくなかったです。
キャラやナイトメアによってタイプやスキルが違うので、キャラとナイトメアの相性を間違えなければ大丈夫。
キャラのレア度は★1から★4まで。
当然ですがレア度が高いほど強いです。
キャラを配置するにはコストを消費します。
この配置コストですが、キャラのタイプやレベル、騎乗するナイトメアによってかなり変わるので、キャラの所属とかアニメで騎乗しているナイトメアにこだわらず、いろいろ試してみると、ゲームをスムーズに進められます。
私は、ジェレミアをカレンの紅いグラスゴーに乗せてます。(コスト1桁台になるので)
また、ナイトメアの装備によっても変わるので、武器を2つ以上装備できるナイトメアは、武器を変えてみるのも1つの手。
私は、課金してまでゲームするようなガチ勢ではないので、毎日ログインボーナスを稼いで、「ガチャ」に相当する「スカウト」をしたり、デイリークエストをこなしてアイテムをコツコツ集めながらキャラを強化しています。
配信からコツコツ進め、無課金でプレイヤーランク19まで来ました。
ストーリーは、物語の中に主人公を上手くからませてテレビシリーズ準拠で進んでいきます。
割愛することなく、丁寧にストーリーをなぞっているところはさすが。
しかも、アニメでは触れられなかった部分が補完されています。
この辺は、サンライズが監修してるだけありますね。
メインのストーリーだけでなく、それぞれのキャラをメインにしたイベントストーリーやアナザーストーリーも定期的に配信されています。
バトルプレイも、遠征やチャレンジといったステージがあるので、バトルゲームを楽しみたいという方、反逆のルルーシュのの世界を堪能したいという方どちらも十分に楽しめます。
それでは、メインストーリについてサラッと紹介していきますね。
メインストーリーについて
主人公は、アッシュフォード学院に通う学生で、ルルーシュたちのクラスメイトでもあります。
日本人の父とブリタニア人の母の間に生まれたハーフで、ブリタニアの日本侵攻時に両親を亡くしています。
養母に引き取られ、ブリタニア人として暮らしてはいるものの、日本人が虐げられる現状に鬱屈した感情を抱きながら日々を過ごしていました。
せめてもの罪滅ぼしと、ゲットーに暮らす日本人の子供たちに生活物資を差し入れしていたその日、「シンジュク事変」が勃発。
主人公も否応なく戦渦に巻き込まれます。
そして、扇グループのメンバーの1人が放置したナイトメアに乗り込み、ルルーシュと共にブリタニア軍と戦うのです。
停戦命令後、G-1 でルルーシュのクロヴィス暗殺現場を目撃した主人公は、ルルーシュがブリタニアの元皇子であることを知ります。
そして、彼の覚悟とその行動力にほれ込み、ブリタニアに復讐するため、ルルーシュに契約を持ち掛けるのでした。
主人公が、C.C.の次に契約を持ち掛けるという斬新さ。
主人公は、ブリタニアに両親を殺されたという強い恨みを抱えているのですが、両親と共に過ごした時間の記憶がなく、何故そうなってしまったのかというところが謎解きになります。
そして、ミレイ会長に、カレンと一緒に生徒会メンバーへ引き入れられ、生徒会の仲間や黒の騎士団メンバーとの交流の中で、少しずつ成長し、失った記憶の断片を取り戻していくのです。
現在第7章まで公開されています。
3章くらいまでは主人公とルル・C.C.3人の絡みで、「オレンジ事件」や「サイタマゲットー事件」でちょっとした役割を果たすくらいでしたが、ルルーシュが「黒の騎士団」を設立させてから、主人公の物語も広がっていきます。
ところどころ、テレビシリーズなどにも出てこないオリジナルのエピソードがあるんですよ。
例えば、学院の地下室にナイトメアのシュミレーターがあって、そこで操縦訓練をしているとか。
何でレジスタンスが、いきなりナイトメアを操縦できるのか謎だったんですが、腑に落ちました。
軍の払い下げ品を手に入れたと言ってましたので、きっとキョウトにも流れているんでしょうね。
カレンと主人公はハーフ同士という事で、割と早い段階で打ち解けます。
リフレインの事件で母親との確執を乗り越えたカレンを見て、主人公も養母と向き合うことを決心。
そして、養母が主人公を引き取ったいきさつや思いを知るのです。
ここまで行くまでに、ルルも一肌脱ぐんですがね。
現在、テレビシリーズの第1期「シャーリーと銃口」まで進みました。
ちょっとネタバレになるんですが、主人公はルルのスパイとしてブリタニア軍に潜入することになるようです。
この展開に、ゲームしながら違和感を感じていたことに合点がいきました。
その違和感とは、8月に公開されたイベント「ナイトオブラウンズその力~」で登場したラウンズたちが、プレイヤー(私=主人公)に向かってかけてくる言葉。
ゲームをログインしたり、キャラの信頼度が上がると、キャラたちが声をかけてくれるんですが、ラウンズたちはプレイヤーのことを「枢木スザクの部下」と認識して声をかけてくるんです。
ブリタニア軍に潜入した主人公は、ナイトオブセブンの部下になるようです。
主人公がブリタニア軍に入った後、「反逆のルルーシュ」の物語の中でどんな役割を果たすのか、この先がすごく楽しみなってきました。
ロスストの感想
ロスストの概要を紹介してきましたが、こういったゲームをプレイするのは実は初めての私。
先にリリースされた「Genesic Re;code」は、途中でゲームが進められなくなり(ゲームがクリアできない)断念して経緯があります。
スマホの小さい画面を見て操作するのは疲れるという理由もあったので、PC版をダウンロードしてプレイしています。
おかげさまでストレスなく遊べ、メインストーリーだけでなく、いろいろなゲームをまんべんなく楽しんでいます。
メインストーリーは本当にテレビシリーズを丁寧になぞっているので、「あー。そうそう、こういう展開やシーンがあった」と振り返ることができ、思わずアマプラでテレビシリーズを見直したり。
テレビシリーズだけでなく、「コードギアス外伝 白の騎士 紅の夜叉」など、空白期を描いた作品のネタも使われていて、ファンには嬉しい限り。
私の楽しみの1つに、ログイン後どんなキャラが登場してどんな言葉をかけてくれるのかというのもあります。
個人的なオススメは、バトルプレイでの出撃シーン。
キャラ同士の掛け合いが面白くって。
部隊編成によっては、本来敵同士のキャラが言葉を交わすという事もあります。
これはちょっとしたサプライズなので、スキップせずに見て欲しい。
バトル時のキャラのセリフも、ゲームの世界に浸らせてくれます。
ゲーム初心者の私でも楽しめていますので、まだやったことがないという方も、試してみてください。
きっとハマりますよ。
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